北海道新聞に弊社の取材記事が掲載されました

News / 2022.08.13

2022年8月13日の北海道新聞朝刊に、弊社Medi Faceについてご取材いただいた記事が掲載されました。

心の落ち込み AI診断*北大発企業が開発*表情や声の調子を解析


北大発スタートアップ企業のメディフェイス(札幌)は、メンタルヘルスの人工知能(AI)診断サービスのアプリを開発した。アプリのAIドクターが相談者の表情や声、話し方などを解析し、心の状態を簡便にチェックできる。道内の菓子メーカーが社員の健康管理のため導入を決め、メディフェイスは秋からアプリを本格販売する。

同社は7月、現役医師らを引受先とする第三者割当増資などで3100万円の資金調達を実施し、開発体制を強化する。

アプリは社名と同じ「メディフェイス」。社員がメンタルの不調を感じたとき、自宅などで携帯電話やパソコンでアプリを開いて画面に向かい、AIドクターから「私生活の充実度は」「会社で感じるストレスは」など5分程度の問診を受ける。AIは、顔の筋肉の動きや声のトーン、答えた内容から精神状態を点数化する。開発にあたり、精神科医や産業医の監修を受け、AIは500カ所の顔の筋肉の動きを解析するなど、医師による対面診察に近づけたのが特徴だという。

点数などは本人の同意がないと会社側に開示されないが、点数が低い場合、会社の産業医が本人に対面の受診を希望するか確認する。

メディフェイスは2020年設立で、近沢徹社長(26)も北大医学部を卒業した医師。在学時の実習では、精神面の不調から1年以上経過し、重症化してから受診する患者が多い実態を経験した。新型コロナウイルスの感染拡大などで不調を訴える人が増えており、「自分のメンタルを手軽に確認する仕組みが必要と感じた」という。

アプリの導入費用は社員250人までの企業で月額5万円。同社は東京の企業と提携し、100社の導入を目指すとともに、AI判定について北大病院と共同研究も計画している。一般ユーザーの利用も想定して、アプリの無料公開も検討中だ。(土田修三)